フローって何?
Power Automateにおけるフローとは「一連の作業の流れ」を表します。
例えば、
- セミナー申込フォームに新規登録されたら
- Excelにデータを追記し
- 受付完了メールを登録したお客様に送信
というような一連の流れをフローと呼びます。
フローの種類
フローにはいくつかの種類が存在しています。
- クラウドフロー
- Power Automateを使用して作成されたフローです
- メールやフォーム、Twitterなどのクラウド上のサービスと連携することが可能です
- クラウドフローからデスクトップフロー(Power Automate Desktop)を起動することも出来ます
- デスクトップフロー
- Power Automate Desktopを使用して作成されたパソコン上で動くフローです
- 一般的にRPAと呼ばれるものは、デスクトップフローを指します
- ビジネスプロセスフロー
- Power Appsのモデル駆動型アプリで利用するフローです
- Power Automate単体では利用しません(Power Automate単体利用の場合、無視して構いません。)
このチュートリアルでは、Power Automateの基本となるクラウドフローについてご紹介していきます。
デスクトップフローについての詳細は、Power Automate Desktopのチュートリアルでご紹介いたします。
クラウドフローの種類
クラウドフローは実行方法によって、いくつかの種類に分けられます。
慣れない言葉も多く、最初は難しいですが、少しづつ慣れていきましょう。
- 自動化したクラウドフロー
- メールの受信、ファイルの追加など、様々なイベントをトリガーにすることが出来るフローです
- インスタントクラウドフロー
- 手動で実行することが出来るフローです
- スケジュール済みクラウドフロー
- 毎日の実行、月次や週次の実行、1時間ごとの実行など定期的にスケジュール実行を行うことが出来るフローです
フローの利用条件
Power Automateは、Microsoft 365(Office 365)が利用できる環境であれば、すぐに利用することが可能です。
しかし、機能が一部制限されているため、全ての機能を利用するためには、適切なライセンスが必要となります。
例えば、Kintoneを操作する機能や、デスクトップフローを利用する場合にはライセンスが必要となります。
ライセンスは種類も多く、複雑なため、お悩みの場合は、弊社までご相談ください。