フローって何?

Power Automateにおけるフローとは「一連の作業の流れ」を表します。
例えば、

  1. セミナー申込フォームに新規登録されたら
  2. Excelにデータを追記し
  3. 受付完了メールを登録したお客様に送信


というような一連の流れをフローと呼びます。

フローの種類

フローにはいくつかの種類が存在しています。

  • クラウドフロー
    • Power Automateを使用して作成されたフローです
    • メールやフォーム、Twitterなどのクラウド上のサービスと連携することが可能です
    • クラウドフローからデスクトップフロー(Power Automate Desktop)を起動することも出来ます
  • デスクトップフロー
    • Power Automate Desktopを使用して作成されたパソコン上で動くフローです
    • 一般的にRPAと呼ばれるものは、デスクトップフローを指します
  • ビジネスプロセスフロー
    • Power Appsのモデル駆動型アプリで利用するフローです
    • Power Automate単体では利用しません(Power Automate単体利用の場合、無視して構いません。)


このチュートリアルでは、Power Automateの基本となるクラウドフローについてご紹介していきます。
デスクトップフローについての詳細は、Power Automate Desktopのチュートリアルでご紹介いたします。

クラウドフローの種類

クラウドフローは実行方法によって、いくつかの種類に分けられます。
慣れない言葉も多く、最初は難しいですが、少しづつ慣れていきましょう。

  • 自動化したクラウドフロー
    • メールの受信、ファイルの追加など、様々なイベントをトリガーにすることが出来るフローです
  • インスタントクラウドフロー
    • 手動で実行することが出来るフローです
  • スケジュール済みクラウドフロー
    • 毎日の実行、月次や週次の実行、1時間ごとの実行など定期的にスケジュール実行を行うことが出来るフローです

フローの利用条件

Power Automateは、Microsoft 365(Office 365)が利用できる環境であれば、すぐに利用することが可能です。
しかし、機能が一部制限されているため、全ての機能を利用するためには、適切なライセンスが必要となります。
例えば、Kintoneを操作する機能や、デスクトップフローを利用する場合にはライセンスが必要となります。
ライセンスは種類も多く、複雑なため、お悩みの場合は、弊社までご相談ください。