Power Automate for desktopの2022年6月のアップデートがリリースされました。
バージョン
2022年6月アップデートのバージョンは2.21です。ここからダウンロードできます。
インストーラー版 バージョン:2.21.244.22174
新機能とアップデート
以下の通り、新機能とアップデートが追加されました。
入力変数と出力変数でより多くのデータ型がサポートされるようになりました
既存のテキスト値に加えて、ユーザーはデスクトップフローでより多くの入力および出力変数データ型を渡すことができるようになりました。
・テキスト
・数値
・ブール値
・カスタム オブジェクト
・リスト
・データテーブル
カスタム オブジェクト、リスト、データテーブルの場合、ユーザーがデフォルト値を提供するのに役立つと同時に、対応するJSON形式もサポートする埋め込みUIツールが実装されています。
デスクトップフローを外部リンクを介してトリガーできるようになりました
Power Automate for desktopにサインインしているプレミアムユーザーは、コンソール実行URLを介してデスクトップフローをトリガーできるようになりました。この新機能により、ユーザーはコンソールをまったく開かずに、コンソールの外部でデスクトップフローを実行できます。
ms-powerautomate:/console/flow/run?environmentId=[envID]&workflowName=[Name]
外部リンクからフローを実行した場合、実行時にダイアログが表示され、「続行」ボタンをクリックすることでフローが実行されます。
ダイアログの表示・非表示は設定より変更可能です。
SWTフレームワークアプリケーションでのJava自動化
Power Automate for desktopは、SWTフレームワーク上に構築されたJavaアプリおよびアプレットでJava固有のUI自動化をサポートするようになりました。
UI要素のセレクターを編集するための新しい画面
UI要素のセレクターを編集するウィンドウが再設計され、要素の可視性を高めるためのエクスペリエンスが向上し、スペースが増えました。
さらに、
以前の2つの画面が1つに統合され、複数のセレクター間で高速かつ同時編集できるようになりました。
フレンドリ名をセレクターに使用して、それらの区別を強化できるようになりました。
セレクターを無効にすることもできるようになり、一時的ではあるが元に戻せるようになりました。
ぜひお試しください。