Power Automate for desktop の2025年2月のアップデートがリリースされました。
バージョン
アップデートのバージョンは2.53です。こちらから最新版のインストーラーがダウンロードできます。
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新機能とアップデート
Access のインスタンス変数を入出力変数として使用できるようになりました。
入出力変数のデータ サブタイプで「Access」が選択できるようになりました。親フローで Access データベースを開き、子フローにそのインスタンスを渡してデータの読み取りや更新を行うことなどの処理を行うことが可能となりました。
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「仮想デスクトップが使用可能な場合」アクションが追加され、利用可能かを確認し条件分岐を行うことができるようになりました。
UI オートメーショングループに「仮想デスクトップが使用可能な場合」アクションが追加されました。このアクションを使うと、仮想デスクトップ環境にあるUI 要素が存在するか(利用可能か)を判定できます。
例えば、 仮想デスクトップ上にあるUI 要素が利用可能な場合は A の処理、利用できないなら B の処理をする、といった条件分岐が作成できます。
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「仮想デスクトップを待機する」アクションが追加され、仮想デスクトップが利用可能になるまで処理を一時停止できるようになりました。
UI オートメーショングループに「仮想デスクトップを待機する」アクションが追加されました。このアクションを使うと、仮想デスクトップ上にあるUI 要素が使えるようになる(表示される)まで待機し、その後に処理を続けることができます。また、「タイムアウトエラーで失敗しました」をONにすることで、タイムアウト(一定時間経過)しても仮想デスクトップが利用可能にならなかった場合、エラーとして処理することができます。
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トラブルシューティングに新しい診断項目が追加されました。
トラブルシューティングに新しい診断項目「サインインの問題を診断する」が追加され、サインイン時の問題をユーザーが診断しやすくなりました。
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以上、お試しください。