Power Automate for desktop の2023年12月のアップデートがリリースされました。
バージョン
アップデートのバージョンは2.39です。ここから最新版のインストーラーがダウンロードできます。
新機能とアップデート
以下の通り、新機能とアップデートが追加されました。
フロー入力変数を実行 URL に追加できるようになりました。(有償ライセンスのみ)
有償ライセンスではURLからフローを実行することが可能です。以前のバージョンではフローに入力変数が設定されている場合、フローの手動実行時にダイアログボックスが表示され、入力変数を入力する必要がありました。今回のアップデートで、入力変数をURLに追加することが可能となり、フロー実行のたびに値を入力する手間がなくなりました。
例として入出力変数は以下のイメージです。
以下がURLに変数を追加した例となります。
ms-powerautomate:/console/flow/run?environmentid=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx&workflowid=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx&source=Other&inputArguments={"NewInput": "Hello", "NewInput2": true}
URLは各フローのプロパティから取得できます。
Power Fx が Power Automate for desktop で利用可能になりました(プレビュー)。
Power Automate for desktop で Power Fx が利用可能(プレビュー)となりました。
フロー作成時に表示される、「Power Fx が有効(プレビュー)」をONにすることで利用できるようになります。
変数のグループのアクションが少なくなっていますが、Power Fxに対応しているアクションが少ないのかなと思っています。
アクション内で変数を利用する場合は%で囲むのではなく=を利用する形になります。
弊社T2が使ってみたブログを書いておりますので、お時間あるとき参照ください。
「SQL ステートメントの実行」アクションでCopilotが利用できるようになりました(米国環境似て確認)。
先月に引き続き「SQL ステートメントの実行」アクションでCopilotが利用できるようになりました。
他のスクリプトと同じようにプロンプトからSQLを作成できるようになっております。
実際のデータはないのでイメージだけで、文章からSQLを作成してみました。
抽出する項目が日本語から英語になってますね。。ここは日本語環境になったときに期待しましょう!
なお Copilot が使えるアクションにはマークが追加されています!
以上、お試しください。