サイトアイコン Power Automate サポート

Power Automate for desktop 2026年9月アップデート情報

Power Automate for desktop の2026年9月のアップデートがリリースされました。

バージョン

今回のアップデートのバージョンは 2.72 です。こちらから最新版のインストーラーがダウンロードできます。

新機能とアップデート

アクション名の変更が可能になりました

アクションに、処理内容を表す独自の名前を追加できるようになりました。

アクション名を見るだけで、何を対象にした処理なのか把握しやすくなります。

メリット

注意点

アクション名を元の名前とまったく関係のない名称へ変更すると、使用しているアクションの種類が分かりにくくなる可能性があります。

そのため、元のアクション名を残しながら、処理対象や目的を追加する命名方法が分かりやすいです。

アクションへメモ欄が追加されました

アクションの設定画面に、補足説明を入力できるメモ欄が追加されました。

メリット

注意点

メモは、アクションの設定画面を開かないと確認できません。

そのため、フロー全体を見たときの分かりやすさでは、アクション名の変更や、フロー画面上に配置するコメントのほうが優れています。

アクション名には処理の概要を記載し、メモには詳しい理由や注意事項を記載するなど、用途を分けると効果的です。

「Get environment metadata」アクションが追加

現在のPower Platform環境に関する情報を取得する、新しいアクションが追加されました。

取得できる値

変数名取得できる情報
EnvironmentIdPower Platform環境を識別するGUID
EnvironmentNamePower Platform環境の表示名

活用例

これまでは、環境情報をフロー内に直接記述するなどして取得する必要がありました。

新しいアクションを使用すれば、PADの標準アクションだけで現在の環境情報を取得できます。

「Get flow metadata」アクションが追加

現在実行しているデスクトップフローに関する情報を取得する、新しいアクションが追加されました。

取得できる値

変数名取得できる情報
FlowNameデスクトップフローの表示名
FlowIdデスクトップフローを識別するGUID
CurrentSubflowName現在実行しているサブフローの名前

活用例

特に便利なのが、現在実行しているサブフロー名を取得できるCurrentSubflowNameです。

共通のログ出力処理やエラー通知処理を作成した場合でも、どのサブフローの実行中に問題が発生したのか記録しやすくなります。

エラー通知に実行結果を記載すれば、障害発生時の調査やデバッグを効率化できます。

Oracle Databaseへの直接接続が可能になりました

PADのデータベース関連アクションが、Oracle Databaseへの直接接続に対応しました。
対象となるアクションは次のとおりです。

従来のOLE DB/ODBC接続に加えて、Oracle Databaseに直接接続できるようになりました。
ただし、利用するPCには、ユーザー側でOracleクライアントライブラリを用意する必要があります。

「キーボード識別子の設定」アクションが追加

「マウスとキーボード」アクショングループに、キーボードレイアウトを変更する「キーボード識別子の設定」アクションが追加されました。

キーボード識別子とは、Windowsが「どの配列のキーボードとして入力を処理するか」を判別するためのIDです。
例えば、日本語配列とUS配列では、「@」「:」「[ ]」「\」などのキー位置が異なります。
そのため、実行環境のキーボード配列が想定と異なると、キー送信で別の記号が入力されることがあります。
従来は「Windows+Space」などで配列を切り替える必要がありましたが、
PAD 2.72では、フロー内から使用するキーボードレイアウトを明示的に指定できます。

PADの設定画面が再編成

PAD全体の設定画面が一部変更されました。
新しく「更新」タブが追加され、これまで「全般」タブにあった更新関連の項目が移動しています。

「更新」タブで確認できる項目は以下のとおりです。

機能そのものが大きく変わったわけではありませんが、更新関連の項目が1か所にまとめられ、設定内容を確認しやすくなりました。

以上、お試しください。

モバイルバージョンを終了