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Power Automate for desktop 2026年7月アップデート情報

Power Automate for desktop の2026年7月のアップデートがリリースされました。

バージョン

今回のアップデートのバージョンは 2.70 です。こちらから最新版のインストーラーがダウンロードできます。

新機能とアップデート

「AI 支援付き UI 自動化修復で実行する(プレビュー)」が追加

デザイナー画面の「実行」メニューに「AI 支援付き UI 自動化修復で実行する(プレビュー)」が追加されました。

この機能を実行すると、UI要素の変更や不安定なセレクターをAIが検知し、より堅牢な代替セレクターを提案します。

「実行」メニューから「AI 支援付き UI 自動化修復で実行する(プレビュー)」を選択し、変更や不安定なUI要素のセレクターを検知すると、検知したUI要素を表示し、セレクターを提案、よければ修復するという流れになります。

AIが提案したUI要素は、既存のUI要素に追加され、UI要素の編集画面にて確認できます。

「UI element event trigger」アクションが追加

特定のUI要素に対する「クリック」「キー入力」などのイベントを待ち受け、発生したら内部アクションを実行する、イベント待機のブロック型アクションが追加されました。

「電卓」アプリの「5」ボタンまたは「7」ボタンをクリックすると、「UI element event trigger」アクションがイベントを検知します。

この例では「Scheduling mode」を「Sequential」に設定しているため、イベントを順番に処理しながら継続的に待機します。

「5」ボタンを押すと待機を継続し、「7」ボタンを押すと条件に一致するためイベント待機を終了できます。サンプルでは終了処理として「ループを抜ける」アクションを使用しています。

この機能は、自動化したフローの途中でユーザー(人間)の判断や操作を待ってから処理を再開したい場合に役立ちます。

「PowerPoint」関連のアクションが複数追加

PowerPointを操作するアクションが追加されました。

PowerPoint を起動、スライドを追加、保存、閉じる、スライドを削除、スライドをコピー&貼り付け、起動中の PowerPoint に接続、スライドを移動、スライドからテキストを読み取り、スライドにテキストを書き込みに対応しました。

これまではUI要素操作やキー送信で対応していましたが、より安定して操作できるようになりました。

「PGP」の暗号化と復号化のアクションが追加

ファイルを安全に受け渡しするための暗号化機能です。公開鍵で暗号化し、対応する秘密鍵で復号します。

公開鍵を使ってファイルを暗号化し、必要に応じて圧縮やASCIIアーマーを設定できるアクションです。

「暗号化ファイル」「秘密鍵(ファイル or テキスト)」「パスフレーズ」を指定して復号するアクションです。

「Pythonスクリプトの実行」アクションに標準Python(CPython)が対応

「Python スクリプトの実行」アクションで、従来の IronPython に加え、標準の Python(CPython)が利用できるようになりました。

これにより、NumPy や pandas をはじめとする一般的な Python ライブラリを活用できるため、データ処理や数値計算、外部ライブラリとの連携など、実装の幅が大きく広がります。

IronPython は標準で利用できましたが、CPython を使用する場合はご自身でインストールしておく必要があります。

PAD v2.70 で動作を確認したところ、対応する CPython のバージョンは 3.7 ~ 3.13 でした。なお、現時点では最新版のリリースバージョンである CPython 3.14 には対応していません。

※弊社環境で確認した結果であり、将来のアップデートで対応バージョンが変更される可能性があります。

「UI コントロールを取得」アクションと「Web コントロールを取得」アクションが日本語対応

「UI コントロールを取得」「Web コントロールを取得」アクションが日本語に対応しました。これにより、より分かりやすく操作できるようになりました。

以上、お試しください。

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